新型コロナウイルス感染症に伴い、患者様同士の密を避けるため一般外来も含めすべて予約制に移行しました(インターネット予約のみ)。ご年配の方は受付まで直接お電話にてご相談ください。
乳児健診、予防接種もすべて予約制です(メニューの乳健・予防接種予約からネット予約をしてください)。
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受付スタッフにその旨をお伝えください。問診票にご記入いただき受付番号票を発券しますので、順番が呼ばれるまで待合室でお待ちください。初診の場合は、保険証、医療証、母子手帳等を必ずお持ちください。
2回目以降の診察でも、診察が翌月になれば必ずご提示ください。毎月ご提示いただく感じです。また保険証が変わられましたら必ず受付スタッグに連絡いただきますようお願いします。
初診では長時間のカウンセリングはできませんので、内容をお伺いし、改めて別の日にカウンセリングの時間を設けますのでご相談ください。
はい、大丈夫です。院内はバリアフリーです。そのままお入りください。
駐車場はありません。近くのコインパーキングをご利用ください。
お子さんが発熱したとき、お母さん方にとっては一番神経を使うときかもしれません。発熱したときに、注意すべきポイントは次の3つです。
1)機嫌は悪くないか?食欲はあるか?などの全身状態に注意する。
2)衣服・室温・食事等はどうすればよいか?
3)解熱剤は使うべきか?
1)発熱(37.5℃以上)していても、本人の機嫌が良く、遊んでいられるようであればそのまま様子を見ていて良いでしょう。 そういう時でも、水分は多めに与えましょう。発熱により身体の水分は失われがちになりますので、それを補うためです。 とにかく意識的に水分を多くとらせることを心がけてください。 それだけでも、十分な看護と言えます。麦茶などでも十分ですが、 体液バランスを考えた、幼児用のアクアライト、OS-1のようなものも吸収効率もよく適切です。 発熱3日になったら念のためもう一度診察を受けましょう。 川崎病あるいは髄膜炎などでも3日ぐらいすると随伴症状も現れます。 そういう大きな病気との見極めは大切です。 生後4ヶ月未満の赤ちゃんでの発熱は尿路感染症の可能性があります。早めに受診することをお勧めします。
2)次に衣服に関してです。ただ厚着をさせて寒くないようにすればいいと言うものではありません。 何となく”寒くないように”と思いついつい毛布に包み込むようにしたり厚着をさせたりしますが、もう少し考えましょう。 熱の上がり始めは寒く悪寒(寒気で体が震える)がすることがあります。 この場合は多少厚着あるいは暖かくしてあげて、少しでも寒さを感じさせないようにしてかまいません。 しかし一旦熱が上がって落ち着いてしまえば、むしろ薄着にして熱を放散させるようにして下さい。 大人の考えでは”熱が出たら厚着をして汗をたくさんかけば下がる”で、 よく布団にくるまってとことん汗をかいて体温を下げるようにしますが、 これは子供には不適切なやり方なのです。むしろ水分を失い、体力を消耗すると言われてます。 子供は体温中枢の発達が未熟です(体温は脳の中でコントロールしています)。 そのため、熱が上がってさらにお布団をかけたり、厚着にし、汗をかかせようとしても、 体温中枢そのものが言うことを聞かず、熱はさらに内側にこもり(うつ熱)、一向に体温は下がらない状態が続いてしまいます。 子供にとってはむしろ逆効果なのです。 ですから、熱があがってしまえば、薄着にして、むしろ熱から開放されるようなやり方に変えましょう。 涼しくしてあげてください。これだけでは決して肺炎にはなりません。 欧米では、冷たい水につけたスポンジやタオルで体を拭き(スポンジバス)、体温をさげたり、 水風呂に浸けたり、扇風機で熱を奪ったりと色々な方法で子供の熱を下げる方法をとります。 こういうことをすると先に述べたように、肺炎になるのでは?と言う、言い伝えのようなものがありますが、 これが直接原因で肺炎にはなりません。もちろん適切な範囲の中でのことです。 身近なやり方としては、冷蔵庫で冷えている缶ビールや缶詰、保冷剤などをタオルで包んで、 首の周り・脇の下・股の周囲(いづれも大きな動脈の通る近辺)等に置くのも一つのやり方です。 このやり方でも体温が1度くらいは違うと言われています。 ただし、お子様がイヤがる場合には、ごく自然にしてあげてください。 ヒエピタは直接熱を下げるものではないですが、局所に冷たいものを当てることで多少気持ちが和らぎます。
3)解熱剤の使用に関して、いろいろなメディアから様々な情報が流され、 結果としてお母さん方に残ったのは解熱剤に対する不安だけです。 大人なら殆どの人が、熱を出したりして何とも言えないだるさや気力のなさ不快感を味わったことはあると思います。 この時、少しでもすっきりしたい、あるいは不快感から開放されたいと思い、 市販の鎮痛解熱剤などを飲むと思います。それが普通です。 そして一時的にせよ何となく治ったかのように気持ちも上向きになります。 お子さんも同じことで、熱によって機嫌が悪い、あるいは食欲がないということもあります。 その不快感が強いときはやはり取り除いてあげるのも優しさのひとつです。 ただ理由もなく、”コワ~イ”を連呼しないでその前にお子様の状態がどうであるかも考えましょう。 もちろん乱用するのは良くありません。正しく使いましょう。 当クリニックで処方するものは、アセトアミノフェン (商品名:アンヒバ、カロナール)です。ヨーロッパではパラセタモールとも言います。 以前はアスピリンも使われていましたが、副作用が問題になり、 欧米では小児に対しては使用されなくなりました。 アセトアミノフェンは、アスピリンのように消化器粘膜への刺激がなく、 血液凝固系への作用もありません。鎮痛解熱作用はありますが、 アスピリンと異なって抗炎症作用はありません。 今、世界中で、安全と言われ、もっとも多く使われている解熱剤です
41.5℃を超えるような高体温以外は、発熱は体の自然な防御反応であり、 それ自体では脳に影響を及ぼすことはありません。 熱が出たことで頭がおかしくなるということは全くありません。 ただし、原因が髄膜炎、脳炎あるいはてんかん等を示すようであれば、 その原因に由来し何らかの影響を与えることは考えられます。
大抵はお風呂にいれるというより、汗、汚れを落としたいということだと思います。 湯船に浸かり長湯させるのは、運動をしたことと同じになり体力を消耗します。 汚れを流す程度であればシャワーで代用できます。 部屋との温度差をなくし、シャワーを浴びせ汗を流すことであれば全く問題はありません。 短時間で済ませましょう。また、これで肺炎になる心配もありません。
熱がでるということは生体防御反応です。近年になり大分解明されてきたことですが、 発熱は生体に有利に働いているということです。 例えば風邪などのウイルスに感染した場合も、体の中の防御機構が、発熱により、 さらに活発に活動できるような状態になり、事態を収束させる方向へと導きます 。当クリニックで処方するものは、 アセトアミノフェン(商品名:アンヒバ、カロナール)です。 アセトアミノフェンは、アスピリンのように消化器粘膜への刺激がなく、 もっとも安全と言われ、世界中で一番多く使われている解熱剤です。 もちろん、本人が元気そうであればあえて使う必要はありません。 熱のため、不機嫌であったり辛そうでる、 あるいは熱が高くて眠りも浅いようなときは使ってあげましょう。
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